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ハロウィンの由来とは ハロウィンの仮装について

 ハロウィンは、10月の終わりあたりに毎年あるコスプレのお祭り、子供がお菓子をもらいに仮装して練り歩くイベントだと思っていませんか?
 今ではすっかり定番になった、ハロウィンの仮装。これは、ケルト民族(アイルランド)の死者の日に関連する行事だったことに由来しています。11月1日は、死者の日(万霊節)とされ、10月31日は死者の日イブといった位置づけでした。その晩にはあの世とこの世の境目が曖昧になり、あの世から幽霊たちがやってくると信じられていたのです。

 「幽霊にあの世に連れていかれないようにお化けのような格好をしていよう」と考えたのが、あのハロウィン独特の仮装のはじまり。イベントを楽しむという今の風潮とは違い、儀式的な意味合いのほうが強かったのです。

時が流れ、ハロウィンはアメリカで人種を問わず楽しめるイベントとして広がっていきます。日本でも子供が仮装する可愛いイベントとして定着し、今では大人も仮装して楽しむ一大行事となりました。日本記念日協会の推計によると、その経済効果は1340億円(2016年)で、なんとバレンタインデーをも超えたのだとか。

由来を考えると過度な商業主義はどうかとも思いますが、子供から大人まで楽しめる行事として、今後も愛されていくのではないでしょうか。



仮装を楽しむ人々

ハロウィンといえば トリックオアトリートの由来とマナーについて

ハロウィンといえば、子供たちが仮装をし「Trick or Treat!」とお菓子をもらいにくるという微笑ましいシーンを思い浮かべる人も多いと思います。この習慣、元々は悪霊に扮した子供たちにお菓子をあげることで、あの世からやってきた悪霊に帰ってもらうという儀式だったのだそうです。

そこから貧しい人や子どもが裕福な人の家を訪ね、その家の先祖のために祈りを捧げるかわりに「soul cake」というお菓子をもらうという形に変化(ソウルケーキはそもそもはご先祖様へのお供え用の小さな丸いお菓子。材料は地域によって違い、ドライフルーツ入りの豪華なものや、単に小麦粉を練っただけのものもあったようです)。
お菓子のかわりに祈りを捧げるというパターンだけでなく、地方によっては、歌を歌ったり面白い話をしたりする代わりに、コインや食べ物をもらうという風習に変化したところもあるそうです。これが変化し、現在の、仮装をした子供たちがお菓子をもらいにくる習慣となりました。実は、このお菓子のもらい方にもマナー的なものがあるのをご存知でしょうか。
お菓子をもらいにいっていいのは、ハロウィンの飾り付けをしているお家だけ。いく時間は、夕方から夜にかけての時間。飾り付けのないお家の呼び鈴を押すのはマナー違反なのだそうです。



ハロウィンの仮装でお菓子をもらう子供


ハロウィンのシンボルはカボチャじゃなかった?! ジャコランタンについて

ハロウィンと言えば、カボチャを思い浮かべる人が多いと思います。

ジャックオランタンともジャコランタンとも呼ばれる、皆さんお馴染みのカボチャ風お化け。実はこれ、元々は野菜のカブだったのをご存知でしょうか。
昔、ジャックという悪賢い男が、悪魔を騙して取引きをしたそうです。取引の内容は、死んでも地獄に堕ちないこと。ところが、悪魔さえ騙してしまうジャックです。あまりの悪行をおかしているため、死んだ後は天国にも入れません。かといって地獄にはいかない取引をしているため、地獄にも行けず……。どこにも行くところがなく真っ暗な地獄の入り口で途方にくれたジャックは、足元に転がってたカブを見つけたそうです。そのカブに悪魔に頼んで火だけ点してもらったジャックは、天国にも地獄にも行けずに今も彷徨っていると言われています。

ジャックオランタンとは、ランタン(提灯)もちのジャックという意味だったんですね。あの可愛いらしいカボチャのイメージとは違い、ハロウィンらしい怖いお話です。ハロウィンにカボチャの料理は定番ですが、カブの料理を加えてもいいかも知れませんね。



ハロウィンパーティー料理サンドイッチ



ハロウィン料理研究家が選ぶ ハロウィンお勧め料理3選!

  

1、世代を問わず人気の可愛い1品!「かぼちゃ型のパンプキンサラダ」



本物そっくり!かぼちゃ型のパンプキンサラダ  

2、いい感じの怖さがオススメ!蜘蛛の巣卵

 

 ハロウィン料理蜘蛛の巣卵  

3、簡単に作れるのにリアル!ミミズゼリー



  ハロウィン恐怖デザートミミズ



ハロウィン料理研究家直伝! ハロウィン料理のコツ

ハロウィン料理を作るにあたってはまず、色を黒、紫、赤などのおどろおどろしい系で揃えるとそれっぽくなります。イカスミやブラックココア、竹炭などを使った全部黒!のブラックハロウィン的食卓なんてすごくハロウィンな感じで素敵ですよね!

一般的にハロウィンの食材は、ジャックオランタン、つまり、かぼちゃ料理と思われがちです。しかし海外ではむしろ、かぼちゃ料理はサンクスギビングの食材。ハロウィンにかぼちゃを多用しているイメージはありません。それよりもお化けやコウモリなどのハロウィンキャラクターを模したお菓子や料理などがハロウィンパーティーでは好まれています。

ハロウィンお菓子もイチから手作りするのは、ハードル高いと感じる方も多いと思います。 私は市販品にひと手間加えてハロウィン仕様にするやり方をお薦めしています。例えばクッキーを焼く際に(もちろんクッキーミックス粉を使ってもOK)、オレンジと黒のマーブルチョコを加えてハロウィンカラーにするといった工夫をするだけでも、可愛くハロウィンっぽいお菓子が作れますよ。気軽に楽しみながらトライしてみてください。







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